我が家の着地点「大変だけど頑張ってよかった」

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こんにちは。中学受験終了組ののびこ母です。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

今回のテーマは「大変だけどがんばってよかった」。大切なのは子だけでなく、「親も」心からそう思うこと。特に、思春期には「属している集団」に自分が納得できるかどうかがますます大切になってきます。

イラスト:制服の女の子

 

 

我が家の着地点

のびこは中学校に入学してからことあるごとに「ママ、ホント、中学受験してよかったね」「のびこの子どもにもぜったい中受させるわ」と言ってくれます。
私も「うん。のびこ、がんばってよかったね。がんばった甲斐があって、よかったね」と返します。

このやりとりは何度しても飽きることはありません。親としてこれが正しいのかと迷うことも多い日々でしたが、のびことこのやりとりをするたびに幸せと共に安堵感をしみじみと嚙みしめます。

こと中学受験に関しては(も?)存在感の薄いのびこ父がのびこが中一の秋頃、不意にこんなことを言いました。

「はやいね。あと4ヶ月で一年過ぎるね。」(のびこ父)
「え、何言ってるの、年内あと3ヶ月じゃん。」(のびこ母)
「だから、2月1日からだよ。なんか信じられないね。のびこなんて、ぜったい今、寝転がってテレビ観ているよ。」(のびこ父)
「一年前が嘘みたいに平和だよね。」(のびこ母)
「よかった。ホントによかったよ。」(のびこ父)

ほぼ勉強にノータッチだったのびこ父でさえ1年の区切りがお正月ではなく、2月1日であることにちょっと驚きました。やはり中学受験というのは家族を巻き込むビッグイベント。

「大変だったけどがんばってよかった」

これが我が家の中学受験の着地点です。
そして、それは私が中学受験すると決めた時からいちばんに願っていたことでもありました。

当初は「のびこ自身が」そう思ってくれたらいいと願っていましたが、終わってみると「親も子も」達成感をもって中学受験を終わらせることが大切なのだと実感しています。子は親が思う以上に大人で、そして繊細だから。

 

 

「フツウ」の生活を送れる幸せ

中学受験のもうひとつの目標は「当たり前の生活を取り戻すこと」でした。

朝6時に起きて、学校に行って、帰ってきて、テレビを見てとりとめのない話をしながら一緒に夕食を食べて、学校の宿題をして、22時にお布団に入る、そんな生活。

中学受験のための3年間だと割り切っていたけれど、やはり小学生が学校の後、塾に行って(勉強はむしろそちらがメインで)、夜遅くにひとりでごはんを食べる・・・という生活は異常だと思っていたし、心の中の罪悪感はずっと消えませんでした。

なので、今の「フツウ」の生活が幸せだと日々思って暮らしています。今クールはドラマが豊作で、のびことの話が尽きないので本当に楽しいです。

中学受験親は多かれ少なかれ「小学生にこんなことをさせていいのか」という疑問と迷い、罪悪感を抱えているのではないかと思います。
でも、夕方、仕事からの帰り道、公立中に進学した小学校のお友達が塾に入っていくのを見かけて思うのです。
結局、中学受験も高校受験も「いつ」その時期が来るか-選ぶか-の違いなんだなと。子によってどちらに向いているとか、家庭の事情や考え方とか、それぞれあるという、ただそれだけのことなんだと。

だから、中学受験すると決めたからには迷わず精一杯やればいいんだと思います。

帰属意識」というもの

そしてきれいごとをなしにして言うと、やっぱり我が家にとって中学受験が良きものとなったのは親子ともに達成感と納得感を得られる学校に進学できたから。

のびこは小6の秋に第一志望校を変更しましたが、そうしてよかったと今も思っています。
そして、のびこのために、ずっと受験に伴走していた<私>が本当にそう思えることが必要なのだと感じています。この年頃の子はまだ親からの評価を欲する時期だろうから。

また、中学生になって気づいたことの一つに「帰属意識の高まり」があります。学校が大好きなのびこの口から「うちの学校」という言葉をたびたび聞くようになりました。

思春期は親から心理的に自立し、己のアイデンティティを形成していく時期ですが、自分がどこに属しているのかという意識はこの年頃の子にとって自身を形成する大きな要素のひとつになるのだと日々感じるのです。

属している集団が自分にとって納得できる場所であり、愛着を持てること。
そこに所属している自分に誇りを持てること。

親から心理的に自立していく思春期においてとても大きな意味を持つことだと感じます。

 

 

まとめ

「大変だけどがんばってよかった」。

中学受験を通して、子がその境地にたどりついてくれたら、その後の人生の大きな指針になるはず。
そして、「親が」心からそう思うことが子の集団に対する帰属意識の高まる思春期にはますます重要になってくるとのびこ母は思います。

中学受験。それぞれのご家庭にドラマがあると思います。
それぞれがそれぞれの「納得できる着地点」にたどり着けますように。
つたないブログではありますが、何か少しでも参考になれることをお伝えできたらいいなと思います。

 

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