終了親が考える中学受験の公式

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中学受験終了組ののびこ母です。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
「子が狙える学校=子の力+親のサポート力」について、今日はもう少し具体的に書いてみようと思います。

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ポイントを加点する親のイラスト

 

 

「中学受験は親子の受験」の公式

親の望む防衛ライン=子の基礎点+親の加点

親の望む防衛ラインとは

「 中学受験をするからには“ここ”には行ってほしい」という親の欲。

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子の基礎点の5つのレベル

子の基礎点とは子が自力で望める偏差値。親の一切のフォローなしで見込める子の推定偏差値。つまりは<地頭>ということになるのか、「塾でどれだけ理解して家に帰ってくるか」とほぼ同義。それがすべて。それに尽きます。

レベル1 例題1もわからず帰ってきちゃった⇒ 基礎点50以下
レベル2 自力で例題までは理解してきた⇒ 基礎点50以上
レベル3 自力で基本問題まで解ける⇒ 基礎点55以上
レベル4 自力で標準問題まで解ける⇒ 基礎点60以上
レベル5 自力で応用問題まで解ける⇒ 基礎点65以上の青天井
(「算数と理科の5分類」のびこ母調べ(n=1))

ちなみに、「子が例題1もわからずに塾から帰ってきたらどうするか」って? もちろん家で例題0から教えるんデスよ。

親の加点で子をどれだけ嵩上げするか

親の加点とはすなわち家庭学習における親の頑張り点
親の望む防衛ラインが「子の基礎点」より上であるならば、親の頑張りで子を嵩上げせねばなりません。

こう考えると、よそさまのおうちと我が家とを比べることの無意味さや危険性がわかるというものです。
基礎点70のおうちの学習方法がのびこと私に役立つとは思えないし、その逆もまたしかり。よそと比べることの無意味さを客観視できるので精神的に楽になります。

ちなみに、ネット上ではやたらと「基礎点70」のおうちが多く見えるので要注意です。「これは全体の何%のはなしなのだ?」と冷静にツッコんで、目の前の己の子と向き合うのがよき。

子の基礎点と親の頑張り点の割合は子の成長や単元によって変わります。また、偏差値の出方は学年によって変わるところもあります。なので、この公式はざっくりです。

が、5年生までは使えると思っています。算数や理科の単元ごとに意識すると、自分の心構えができますし、予定も立てやすいです。「来週は+10だな」とか「ここの週は大丈夫そうだからお出かけするか」とか。
我が家は「算数+15、理科+15」の週とかマジでありました・・・ホラー・・・。

 

 

のびことのびこ母のペアの場合

子の基礎点45-55+親の頑張り5-15=目指せ偏差値60」。
うん。大変そうだな。

「難関校に受かれば上出来。御三家を狙うにはマジ中のマジでやって届くかどうかだけど、私がのびこをこわさずにできるかどうか自信がない。」

通塾を始める前、全統小の結果、自宅学習の感触や本人の性格、日常生活におけるとっさの判断や行動といった数値化できないものなどから、私が感じていたのびこのレベル感です。
そして、結論から言うと、入塾後のクラスから入試の結果までこの通りになりました。

偏差値60は甘くない

この「難関校に受かれば上出来」という感覚は入塾後「中学受験を始めたからには偏差値60の学校には入ってほしい」という親の欲になっていきました。
でも、偏差値60って甘くない。ホント、甘くないです。
自力では基礎点50かなあ・・・という子を偏差値60まで持っていくのであれば、親も覚悟をもって中学受験に参戦しなければならないのだと思ったものです。

子の基礎点が60というケースは親子でさらに70の高みを目指そうとするのでしょうか。
基礎点が50だから60だから楽というものではないのかもしれませんね。ごく一部の青天井のお子様の場合を除いて。

厄介な自分の中の欲と付き合ううえで、この公式は己の欲を自覚できるという点でも意味がありました。何故こんなに大変なのかというと、他ならぬ自分がそれを望むからなのだと。

 

 

まとめ

  • 中学受験は親子の受験の公式は「親の望む防衛ライン=子の基礎点+親の加点」。
  • 親の望む防衛ラインとは「 中学受験をするからには“ここ”には行ってほしい」という親の欲。
  • 子の基礎点とは塾でどれだけ理解して家に帰ってくるか。
  • 親の加点とは家庭学習における親の頑張りによる嵩上げ点。
  • この公式を意識すると自分の欲を自覚できる。

ということを考えてみました。
もしこの公式を頭の片隅に置いてみようと思われた方がいらしたら、「現時点では」という但し書きをつけることをお忘れなく。中学受験は成長の一過程。子にはこれからののびしろがあるのです。

6年生の秋に志望校を変更したのびこは「大学で追いつく!」とモリモリ頑張っております。フレーフレー。

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