中学受験終了組ののびこ母です。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は6年生対象の模試についてざっくり復習してみます。
サピックスの6年生対象の模試
まずはサピックスの模試について整理します。受験学年の方は読み飛ばしでお願いします。6年生対象の公開模試はふたつ。
合格力判定サピックスオープン(個人申込可)
志望校決定に必要な基礎学力の定着度をはかり、登録された10校までの志望校について合格の可能性を判定する公開模試です。
全4回の模試で入試で求められる重要単元を網羅しています。全4回を通して受験することで、基礎学力の定着度を漏れなくはかることができます。(SAPIXのHP)
学校別サピックスオープン(個人申込み可。男女御三家は2回実施。)
志望校への合格の可能性を探るために、学校別に作成された問題で実施される公開模試です。志望校への適性や合格の可能性を高い精度で判定します。(SAPIXのHP)
模試の結果についての考え方
次に、保護者会などでのおはなしからサピックスの考え方をざっくり復習してみます(注:のびこ母の意訳)。
【合格力判定サピックスオープン】
- どこの学校でも必要な基礎学力をはかるテスト。
- Aタイプの問題が多い。
- 学校別SOがない学校の判定はこのテストで十分はかれる。
【学校別サピックスオープン】
- 特殊で特化したテスト。
- 2回実施の学校は必ず2回受けてほしい。2回に分けて出そうなところを出している。
- パターンを変えて出題しているので、かなり当たり外れがある。
- 合格可能性が1回目2回目ともに80%というのは合格者の2割に過ぎない。1回目50%-2回目50%は実はかなり有望。
- 合格可能性が20%-20%と続いて、本人が自信をなくしたら志望校を変えてもいいが、それ以外は安易に変えない方がいい。併願校をしっかり考えて、決めるのは願書を出すときでよい。
- 50%が合格ライン。見直して、どうやっても合格ラインにいかないなら悩め。
- 「合格まであと50点」は実は射程圏内。
- 偏差値10の逆転は簡単にある。保護者のメンタルが重要。親の不安が子にうつる。まだ子ども。親の言葉かけで偏差値10かわる。逆転が起こるのはお母さんが強気なケースに多い。
- 残念だった子の特徴は親がふらふらしていること。テストで一喜一憂して、テストのたびに第一志望を変えない。あきらめない気持ちでやり切る。1月まで子は伸びる。本人の気持ちを折らずに親は見守ってね。
問われるのは親の胆力か
今読んでも、塾はやっぱり強気ですね。
親は「ほんまかいな」と不安にもなりますが、やはり的を射ている部分もあります。特に「親がふらふら」のあたり。11月に2月1日校を変更した私には耳が痛いです。
前回の記事でお気づきの方もいらしたかと思いますが、もうね、合格力判定サピックスオープン第4回の大失速ですよ。
私は「2月1日を落としたら厳しい入試になる。『この子の場合はお母さんが弱気だった』と言われてしまうパターンだな」と直前期、倒れそうでした。
うん。でもね。親がふらふらしないって、難易度高いのよ。中学受験は親に求められることが多すぎなのよ。それにね、勝負をかけるのは今じゃない気もしたのよ。という話は次回以降。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。