「合格まであと何点」は遠いのか近いのか。親のカンピューター判定。

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中学受験終了組ののびこ母です。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

2月1日校の選択について振り返る4回目。
合格に必要なもうひとつの「力」について考えてみます。最後はこれが勝敗を分けるのではないかと感じたこと。2月1日校変更の大きな理由のひとつです。

机で勉強する女の子のイラスト

 

合格まであと何点

「2月1日に某御三家を受けるには力が足りていない」と思った理由のひとつが「あと何点」の重さのちがい。

合格力判定サピックスオープンの「合格可能性80%まであと20点」は近く思えるのに。
学校別サピックスオープンの「合格まであと5点」は遠く感じる。

合判は見直すと「ここもとれる、こっちもとれる」。けれど、学校別は「かろうじてここ・・・かな・・・」と厳しさを感じてしまった。

親には引き上げられない領域

サンデー・サピックス(志望校別集中特訓講座)を通じて、あるいは過去問に触れるにつれ、これはもう親が引き上げられない領域にきたなと感じるようになっていました。「厳しさ」の正体です。

nobikotohahanonasebanarublog.com

「知っているか、知らないかではない。使えるか、使えないかだ」と言われていることがだんだんと姿を見せてくる感じ。

ある時は科目を超えて、開けるべき引き出しを瞬時に判断して、知識をつなぎ合わせて、答えを導き出す。なんというか「自分の中で探求学習する能力」のようなもの?

大人である私にはその道筋が見えました。「こうつながってくるのか」と思わず唸ってしまうような作問の数々。

だけど、それはもう親が教えられることではない。のびこが自分で上がる必要がある。「それ」が受験に間に合うものなのかどうか・・・。私のカンピューターが警鐘を鳴らしていました。

 

 

ずっと一緒に走ってきたからこその「感触」

合格可能性だけではわからない「それ」。

「思考力・判断力」といわれているものの正体の片鱗。

非認知能力を伸ばすことで向上できるとされている「見えにくい学力」。

そんなものの「感触」がしたのです。勘ですけどね、カン。

子の性格や成長、発達、経験、幼少期からの親の関わり方などなど、中学受験のお歴々がおっしゃるところの「家庭力」「経験値」。それら一切合切がここで効いてくるのかと。

こんなにやってきたのに辿り着けなかったという思いは正直ありましたが、それがわかるところまで来られたというのは私が中学受験の結果に納得感を得られた大きな理由でもあります。

そして「中学受験は親子の受験」でずっと一緒にやってきたからこそ、それがわかったのだと。やってきた意味はここにあるのかもしれないと。

 

でもまあ、ここに至るにはそれなりに時間がかかるわけで。しかも「感触」などという曖昧なもの。「気のせいだ」と勢いで蹴散らしてしまえと思えなくもない。

というわけで次のお悩み「入試の問題傾向と性格編」へ続く。

過去記事

中学受験 志望校の選択と直前期の戦い方】←これ一応連載のつもり

志望校変更後の戦い方は受験の分岐点になる。終了組の実感です。

サピックスの模試とその考え方について

・【実力編 其の壱】合格力判定サピックスオープンの結果公開。勝ち目はあるかを考える。

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今回、タイトルに大苦戦。「今時、カンピューターなんていう人いるんかいな」と思ったら、一昨年、新庄監督が使っていました。

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