こんにちは。中学受験終了組ののびこ母です。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
中学受験を考えた時の第一歩はなにか。
それは「親が己と向き合うこと」。
そう考えるのびこ母作成のYES/NOチャートを初公開。
まずはここから
中学受験の本などを読みますと、第一歩は「塾選び」などとなっていることが多いですが、のびこ母が考えるそれは「親が己と向き合うこと」。
心の奥底で子に望んでいることは何なのか。
そのためにはどれくらい頑張らねばならないのか。
偉そうに聞こえたらごめんなさいですが、塾選びに欠かせない視点はまずはそこであろうと思うからです。
YES/NOチャート 初公開
突然ですが、こんなのを作ってみました。下手でごめんなさいです。
私はもちろん「DANGER」タイプ!
で、その経験則から成るブログですから、そんな同類の民に向けたブログになることでしょう。
中学受験という局地的にアツくも狭いカテゴリーのブログで、さらにターゲット層を絞るという(笑)。でも、結構いると思うのです。私のような人って。
自分の性格と向き合う
で、己がDANGERだと悟ったなら、次は自分の性格などから危険因子を洗い出していきます。
たとえば。
・ちょっと見栄っ張り。
・偏差値にとらわれがち。
・アンガーコントロールができない時がある。
・感情の浮き沈みがある。
・PMSの傾向がある。もしくは更年期の兆候がある。 などなど。
これらの危険因子が多いほど「DANGER度数」がアップしていきます(笑)
もちろんすぐに改善できないことばかりですが、自分の中の「危険因子」を意識するとちょっとはマシになります。
ちなみに、すべてが当てる私はヤバさMAXの親。でもその己のヤバさを自覚するところから始まるのだと思うのです。
心の奥底の本当の望みと向き合う
で、さらに自分の心の深いところ、覗いてみてください。
6年生の2月、子がどこに合格しても-あるいは地元の公立に進学することになっても-「あなたが行く学校がいい学校」だと子に心から言うことができるか。6年間ずっとそう思い続けることができるか。
自分の中に「 “ここ”には行ってほしい」という偏差値ラインはないか。
どこの学校に合格しても-ママ友に「で、どこに受かったの?」などと不躾に聞かれても-、中学受験を選んだことに心が揺れない自信がありますか。
これだけはぶれなかった私の信念
私はグチグチとしつこくて、意味のないプライドばかり高いところがあって、「偏差値表の上にあるからイコールいい学校というわけではないんだよ」などと中学受験本に書いてあるきれいごとを何回唱えようが、結局は偏差値にとらわれてしまうであろう自分を知っていました。どんな結果になっても、子のすべてを受け入れる親になりたいと思いましたが、自分がそういう人間になれるとは思えなかった。
そして、のびこは親の私の「本音と建て前」に気づき、心の中でひっそりと傷つくタイプの子だとわかっていました。
偏差値表にとらわれない親でいられるならば。
あるいは、親の求めるラインと子の力が一致している羨ましい親子であるならば。
いやいやそもそも、子にただ健康であることだけを望める赤ちゃん時代の親のままでいられるならば。
中学受験の多くの悩みは解決するかもしれません。
そうでないならば、自分が変わるか、やるしかないと開き直るか。
私は変われないと思いました。
だから、やるしかない、3年間精一杯がんばろうと思いました。中学受験後も続く親子関係のために。
「親が偏差値から自由になれず、子の(現段階での)力と親の求めるラインとの間に乖離があるならば、親は準備と覚悟なしに中学受験の海に乗り出してはいかん」。
これは中学受験を考えた時から最後までぶれなかった私の信念です。
厚切りジェイソンさんがおっしゃるところの「いくら伝えても実際に行動に移すのは本当に一握りの人」には入れないその他大勢のモブの私ですが、かの桜井信一さんの持論「実行に移すのは5%」なら、その5%にぜったいになろうと中学受験の3年間、強く思い続けました。
この「5%」の言葉の持つ力はすごく強くて、「今日くらいいっか」の時でも起き上がることができました。だって、そのままダラダラしていたら、やらない95%の人になってしまうのだから。
ちなみに、私の“ここ”のラインはY60。
ええ、子と乖離するラインを望む、悩み多き欲深な親です。
やるしかあるまい。
まとめ
・中学受験の第一歩は「親が己と向き合うこと」。
・自分の中の危険因子を洗い出す。
・己が偏差値至上主義にとらわれているか否か、心の奥底をのぞいてみる。
・自分が変われるか、やるしかないと開き直るか、覚悟を決める。
この記事を読み返して、偉そうに聞こえたらどうしようとドキドキしております。大丈夫かな。
どなたかの参考になりましたら幸いです。