親が中学受験すると決めたなら子を全力で推して悔いなし

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中学受験終了組ののびこ母です。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
「親子の受験で行く!」と決めた後にぶつかる悩みのひとつはこちら。
「親がやりすぎると自分で考えられない子になる」という脅しアドバイスです。

寝転がってスマホを見ている女の子のイラスト

 

 

「自分で考えられない子になったら・・・」といつも不安だった

「中の上」の親サポート(のびこ母調べ)をしっかりきっちり受けたのびこは自分で考えられる中学生になりました。
「親がサポートすることで親子ともに納得できる中学受験に着地できるなら、親がサポートすることになにか問題ありますか」と今は堂々言い切れます。困っていない今があるから。

けれど、中学受験の3年間、心の片隅にいつも不安と迷いがありました。親がやりすぎてはいないか。自分で考えられない子にしてしまったらどうしよう」と。
「自分で考えられない・・・」系のことを目にするたび、自分がやっていることが正しいのか自信がなくなって、ぐるぐる。
実際、のびこよりも私の方がいつのテストでどこを間違ったのか把握していたりして、我ながらヤバいと思いました。

「バケツの穴をひとつひとつ塞いでいくのは自分にしかできないんだよ」
「ママは手伝うことはできても、あなたの代わりにおぼえることも考えることもできないんだよ」
迷いを消すように私は何度もこう言い続けました。
子が親に依存しすぎないように、親は子をどうサポートしたらいいのか。
迷いながら、それをいつも手探りしていたように思います。

のびこも成長するにつれ、「ママ、待って。先に言わないで。自分で考えるから!」と言うようになって、「教え込む」ことは減っていきましたが、やはり我が家は親主導の受験であったなというのが正直なところです(いやいや、だって相手小学生だしそうなるよ)。

「そもそもがムリゲー」だからね

中学受験はいったん走り出したら親はやらざるを得ずの状況に追い込まれ、やったらやったで今度は「親の勉強になってはいないか」と自問自答し、「自分で考えられない子にしてしまうのではないか」と悩む。

でも「そもそもがムリゲー」なのだから、親が手を貸さないとまわらない、あっという間に詰むという圧倒的な現実があるわけで。

この問題は「親がサポートする→考えられない子に・・・と悩む→まわらない現実、増えていくテキスト→親がサポートせざるを得ない→考えられない子に・・・」の堂々巡りになります。

我が家ものびこが「授業で理解する力が弱い」と気づきながらも、親子で家庭学習でなんとかそれを埋めて、毎回の組分けテストにギリギリ間に合わせる(間に合わないことも多々)ことの繰り返しでした。

 

 

で、大丈夫だったよというひとつのケース

塾の先生から「授業を聞けない」と言われたのびこですが、進学して困ったことは特にありません。中学受験での親の関わりを100とすると今は0.1くらいのもので、もはや親の出る幕はありませんが。

「ママ、のびこの学校じゃなくてよかったわ。ついていく自信ないわ。」とつい口から出てしまう授業と課題、そして、まわりのレベルの高さ。困っていないというだけでありがたい。

ですが、小学生の時ののびこがテキスト整理レベルの親サポートで塾の授業を理解し、今の学校に合格できたかはわからないと思っています。

まとめはみっつ

ぐるぐるしていた当時の私に伝えたいことはこのみっつ。

  • 親子ともに「納得できる中受」に着地できて、中高の6年間を恵まれた環境で過ごせるなら、親がサポートすることに何を迷うことがあるのだ。
  • 小学生が小学生のレベルを超えた授業がわからないからなんだというのだ。当たり前ではないか。親が中学受験すると決めたなら、子を全力で推せ。
  • わからない未来のことで悩むのは時間のムダだ。その暇があるなら、とにかく目の前のことをやれ。行き詰まる時が来るまでな。

最後の不吉なことばについてはまた後日改めて。

中学受験で得た宝

中学受験が終わってしばらく、ぐうたらぐうたらスマホを見ていたのびこが「ホントに何もすることないんだね。勉強でもしようかな。」と起き上がって自ら机に向かった時、「中学受験ってすごい!」と思いました。
自発的な勉強の習慣は中学入学後も続き、テストが近づくと自分で仕上げていきます。
お友達にも相通ずるものを感じます。これが中学受験を戦った強さ

「習慣のように勉強する」ことは何物にも代えがたい大切なもの。
親子の中学受験でこの大きな宝を得られたのであれば、あの大変で悩み多き日々にも十分お釣りがくるなあと思うのびこ母です。

ちなみに、英検の勉強はだるいらしく、なかなかやりたがらないので、「対策しないで落ちた試験の再受験料はのびこ払いだよ」と申し渡している鬼母です。

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