こんにちは。中学受験終了組ののびこ母です。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
前回「入塾前に全国統一小学生テストなどを受けるといいですよ~」というお話をしましたが、入塾の時期についての私のオススメはちょっとだけ先手。
それぞれのご家庭に考え方があるかと思いますので、ご参考程度にお読みください。
追う方がラク派です
中学受験に関する記事で「入塾の低学年化が進んでいる」と見かけることがあります。塾によっては募集を停止していて一般的な入塾の時期に空きがあるかわからないため、低学年のうちにいわゆる「席取り」をしておくということが一部地域ではあるようですね。
我が家の場合は四大塾にいつからでも通えるという地域なので、いつからどこの塾に通うかはすべて親次第。
結論から言うと、のびこは小3の12月から通塾を始めました。
これは大成功だったと今でも思っています。
低学年のうちの塾はまだそれほど負担でもなさそうですし、得るところもあるのかもしれません。私が消極的だったのはひとえに私の性格上のリスクゆえです。
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低学年のうちは母数もそれほど多くない上に、自宅でアップ中のガチ勢も多いでしょうから、仮にのびこがいい成績をとれたとしてもそれを高学年まで維持できる気がしませんでした。
当初は「イケるイケる」とノリノリだったのに、本番が近づくにつれ落ちていくようなことになったら私はのびこを追いつめそうだなと、そっちのリスクの方が低学年からの通塾のベネフィットを上回ると思いました。先手より後攻の方が戦いやすい性格です。
始まりは一枚のハガキ
のびこは小3の秋に全国統一小学生テストを受けました。
ビミョーな成績ではありましたが、「ささやかな特典ご案内ハガキ」を某塾からいただきました。
で、「せっかくだからお話だけ聞きに行こうかな」とうっかり電話をかけたら、面談の席で入塾を決めていたという、まんま塾の思惑に乗せられた流れでの入塾となりました。2月から通うつもりで他塾の入塾試験も申し込んでいたのですけどね。のびこもびっくりしていました。
直前までは準備を固めるのに決断はその場の勢いというのは昔から変わらぬ私のアルアル。それからの3年間でも幾度か顔を出します。
ちなみに「塾に通わず家庭学習で」というのは私の性格的に初めからナシ。また、大手に安心感を抱くタイプなので、四大塾のいずれかにすることも決めていました。
2か月の先手は結構効いてきます
新小4の授業が始まって、待ったなしのベルトコンベアに乗ったんだなと実感した時、この「2か月間の先手」が効いてきたことをよくおぼえています。いいことしかありませんでした。
・精神的な余裕を持てる!
小3クラスの授業はまだのんびりしていて時間も短いですから、のびこもすぐに「楽しいよ~」と塾に慣れました。まずは子が塾の雰囲気やシステムに慣れることが大切なので、よかったなあと思いました。
また、親も「いよいよ始まるんだ」という心構えや塾と学校の生活のシミュレーションができました。
・中学受験カリキュラムの洗礼を受けるもちょっとだけ余裕がある
12月に入塾して一番よかったのが算数と国語のまとめのテキストをいただいたことでした。「ええ!!!3年生でもうこんなのやってるのぉぉ!!こわっ!!」という中学受験の洗礼を早速受けました。
もちろん低学年から通っているお子様方と机を並べて、のびこが塾でバンバン理解してくるはずもなく、私も戸惑いと試行錯誤の日々でした。容赦なく始まる新小4カリキュラムの練習のようなものです。
が、なんといっても、この時点ではまだ「本格的には始まっていないお試し期間」だという精神的余裕があります。後のことを思うと全然マシ。
・親はより実践的な準備をして2月に備えることができる。
小学校とのギャップを目の当たりにすると親のガチさにスイッチが入りますし、疑問点も具体的に見えてきます。より実践的な視点で、書店の中受コーナーやインターネットなどでいろいろ調べることもできました。通塾バッグなど持ち物の準備もまわりの様子を見ながらできたり。これもよかった。
そして新小4でスタートダッシュ
まとめのテキストに取り組んだ甲斐あってか、新小4がスタートして早い段階で、のびこはなんと最上位クラスにもぐりこむことができました。
最上位クラスは神童系男子が多く、根性系女子ののびこは授業についていくのが大変ではありましたが、同時に大きな刺激と驚きも受けたようでした。
のびこ自身が「ワタシ、イケてるかも」と思えたこと。
単純明快に成績が評価される塾という世界を知ったこと。
すごい子たちの存在を知ったこと。
さらに最上位クラスにプライドを持つという価値観が初めて芽生えたこと。
のびこにとって大きな経験でした。
いいことばかりだったけど、ひとつだけ反省はある
ただ、あの頃の私にこう声をかけてあげたいかな、とは思います。
「最初からそんなに全部を理解しようとしなくてもだいじょぶだよ。焦らない焦らない。それ後でまた出てくるから」。
全体像をわかっていないという点で、親も子も中学受験が初めてというのはやはり大きなビハインドになると思います。二度目はもうちょい上手くできると思うけれど、もう一度やってと言われたら「うげぇ~」ってなります。兄弟姉妹で中学受験されるご家庭はホント尊敬です。
まとめ
「低学年からの入塾ではないけど、ちょっとだけ先手を打つ」。具体的には、我が家の場合、5年生の晩秋でした。
費用の負担はそれほどではないのに効果は大。
いわゆるコスパ高い系の作戦ではないかと自画自賛しております。オススメですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
何か少しでもどなたかのお役に立てましたら、嬉しいです。
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