のびこ母です。お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
なんとなんと11月26日以来の更新です。
いきなりのお休みの間にもこのブログを訪れてくださった方々、ありがとうございます。
お休み前はブログ村からのアクセス頼みで、グーグルやヤフーからのご訪問は1割だったのですが、お休みの間に検索サイトからのアクセスが9割弱となり、ブログが育っていたようです。
昨年の10月にブログを始めてからいいペースで更新を続けていたのですが、11月末、ガタガタっと崩れました。
その間に入試シーズンも過ぎ、新小4のカリキュラムも始まる時期となり、書きためていた記事はことごとくタイミングがずれてしまいました。
ブログを書けなくなった原因は親の介護の問題で、私のメンタルがやられたことです。
先月末にようやく浮上し、久しぶりにブログにログインしたのですが、受験直前に負のオーラをまき散らすのは憚られ、勝手に自粛しておりました。
私の親は数年前から体調を崩しがちで、のびこの受験期は「親に今何かあったらどうしよう」という不安を常に抱えていました。
「のびこちゃんの受験が終わるまではしっかりしなくちゃね」と気を張ってくれていたおかげか。親は大きく体調を崩すことはありませんでした。
精神力で乗り越えられることばかりではありませんが、幸い我が家は「のびこ、やったよ!」と親にも直接、合格を伝えることができました。
つくづく受験というのは子と親のみならず、祖父母や身近で大切な存在の心身の健康などいろいろなことが噛み合って成り立つものなのだと思いました。その幸運に感謝することを忘れないようにしないといけませんね。
親に不安を抱きながらも「まだ大丈夫」の言葉を鵜呑みにして問題を先送りにしている間に、深く進行しているのが親の介護なのだなと思う出来事がありました。
そして、親の介護に向き合うことはそれまでの親子の問題を露呈させるのだなとつくづくしんどく、ゴリゴリとメンタルを削られていきました。
いつものペースで歩くこともできなくなり。
ブログで記事を書くどころか、文字を目で追うこともできなくなり。
「え、こんなになっちゃうんだ、ヤバいでしょ」と自分にツッコみながら、ただただソファに寝転がり、動画を流し見する日々。
そして、自分の親との関係が崩れると自我が揺らぎ、自分の子どもに対しての向き合い方にも一気に自信がなくなっていく。
私の中に小さな子どもがいるようです。
「いい子にならなくていいんだよ」と声をかけたいような小さな背中。
自分も子に同じことを強いてはいないかとぐらぐらと揺れる日々。
少し浮上してきた頃、ふと子供の頃に習っていたピアノを弾いてみたくなりました。
数十年ぶりでやはり指は動かないけれど、それでもゼロからのスタートではないことは大きくて。
発表会の曲をまわらない指で弾いていると、よみがえってくる記憶もあって。
「大人のピアノ」をこれからの趣味にしようかと思えるハードルが低いのは身体が覚えているからで、これはまぎれもなく親が授けてくれた財産なのだと。
親も欠点があるただひとりの人間で。
いろいろあるけれど、でもきっと親であろうと頑張ってくれた部分もあるのだと。
ピアノを弾きながら、とりとめもなくいろんな思いが浮かびます。
のびこが今の私と同じ立場になった時、私はどんな親としてのびこの前にいるのかな。
「いろいろ言いたいこともあるけど、精一杯やってくれたんだな」と思ってもらえる親でありたいなと願う。
とりとめのない文章にお付き合いいただいて、ありがとうございました。
またぼちぼち更新していきたいと思います。
よろしければまたお付き合いくださいませ。